猫的解釈 kawasakinarai’s blog

猫のように好きなことを自由な解釈で

歴史から学ぶ公害病と日本政府の対応を新型コロナウイルス騒動と合わせて考察してみた

どうも。川崎ナライです。

 

ちまたでは、新型コロナウイルスが徐々に広がりつつあり、連日のニュースやワイドショーはこの話題で持ち切りです。

 

そして、新型コロナウイルスを巡る政府の対応は後手後手。さらに見切り発車感満載の対策で不信感をいだいている今日このごろ。

 

日本政府は何も考えていない!?はたまた何か隠している!?((((;゚Д゚)))))))などと思っているのは私だけでしょうか?

 

ところで皆さん唐突ですが、、、

 子供のころ社会科の授業で習った四大公害病って覚えてますか?

 

四大公害病って知ってる??

目ヤニ、鼻水、抜け毛・・・猫風邪?にゃ?

・・・それでは吾輩が説明しよう。
一つ目は水俣病
熊本県水俣市で発生したアセトアルデヒド生産工場の排水に含まれていた水銀が生じさせた病だ。

ほうほう。それは聞いたことがあるぞ。

二つ目は新潟水俣病
新潟県鹿瀬町で発生した同じくアセトアルデヒド工場からの排水が原因の病である。

また水銀垂れ流しかい!

三つ目は四日市ぜんそく
三重県四日市のコンビナートから排出された大気汚染による健康被害だ。

これも有名だな。ゲホッゲホッ・・・聞いてるだけでむせる気がする。

四つ目はイタイイタイ病
富山県神通川流域で発生した鉱山から川に排出されたカドミウムが原因の病だ。

それぞれどんな症状になるの?

水俣病は汚染された近海でとれた魚介類を食すことで発症。麻痺、痙攣、手足の感覚障害。
四日市ぜんそくは大気汚染による気管支喘息をはじめとする呼吸器疾患。
イタイイタイ病生活用水や農作物を通じて腎臓障害や骨軟化症を発し、全身を針で刺されたような激痛が走るらしい。

おそろしか病気ばい。。。

ところが国がこれらの病を公式に認めたのは発生してから二十年以上たったあとだったんだよ

こいつはくせぇッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーッ!!

 

後手後手な国の公害認定

水俣病は、1956年に発生が確認され、さまざまな人体被害に加えて、風評差別が被害者を苦しめた。また、新潟水俣病は、1965年に発生が認められた第2の水俣病だ。ところが2つの水俣病の発生源を国が公認したのは1968年だったのだ。

続いて四日市ぜんそく。1959年に操業を開始した四日市コンビナート。大気汚染の原因とされる亜硫酸ガスを吐出していたとされる5社に加え、石油火力発電を行う某電力会社が訴えられ、1972年にやっと裁判で認定された。

そしてイタイイタイ病は漁業被害は1930年代からあったようだが、医療関係者が人の病に気づいたのは1946年。国が公害病と認定したのは、それから20年以上たった1968年だ。

経済的利益を優先して被害を拡大させた日本政府

どうして国は早くに病を認めなかったの?

国は結論を先延ばしにして最後まで企業利益を優先し、被害を拡大させたのだよ。水俣病にいたっては、結局ほかのアセトアルデヒド製造方法が確立する1968年まで水銀も使用されていたしね。

もう水銀無しで作れるから認めちゃってもいっか。みたいな?

企業側も早くに水銀が原因だと動物実験で突き止めていたが、内緒にしていたんだよ。ちなみにその実験に使われたのが猫だ。

キャーーーッ!南無阿弥陀仏

忘れちゃならない教訓

当時水俣病では熊本県食品衛生法に基づき漁獲を禁止しようとしたが、「根拠がない」という一言で片づけたという厚生省は、連日新型コロナウイルス騒動で煮え切らない会見をしている現厚労省である。東日本大震災福島第1原発事故もしかり、これも今後子どもの甲状腺がん問題が考えられる。日本政府さん、四大公害病より得た教訓から学習してます?

 いま世界中に蔓延しつつある得体のしれない新型コロナウイルスについても、みんな警戒心を強めている一方で、騒ぎすぎだと言う輩もいる始末。とにかくいろんな噂が飛び交っているなかで我々は正しい情報を見極めなければならない。この公害病のくだりから私はこれもまさか誰かの隠謀?はたまた人災なのでは?と思えてしまう。もしそうだとしたらこんな隠蔽体質の国が信用できますか。安心できますか?

対策を先延ばしにして、被害を拡大させてはならない。

自分の身は自分で守りましょう。

最後に・・・これはあくまで猫的解釈です。